まるで、おとぎ話の中に入り込んだかのような幻想的で美しい世界
イェッテ・フローリッヒの作品には、まるでおとぎ話を読んでいるかのような夢と生命力、そして北欧の暮らしが息づいています。ひとつ飾るだけで、北欧の暮らしのイメージが部屋にふわっと広がるようです。
作品によく登場する可憐な小鳥や、天使、枝といったモチーフは空想の世界を作り出します。彼女は、幼少時代の思い出や古い言い伝え、そして北欧の神話や自然からインスピレーションを受けています。そして、長い冬を過ごす北欧の人々にとって、光やあかりがどれだけ貴重でありがたいものなのかということもとても大事にしています。だからこそ、彼女が作り出すキャンドルやキャンドルホルダーのデザインは人々の共感を得るのです。
彼女のデザインは、長い冬を過ごす北欧の人々を、現在も光でやさしく照らしています。クリスマスシーズンにはコペンハーゲンのチボリ公園やバッケン内に、彼女自身がショップデザインを手がけたショップが出現し、たくさんの人々がその幻想的な光に誘われて歓声を上げています。
「ウィンタースター」と名付けられた磁器のシリーズは、ホリデーシーズンのテーブルを華やかに彩ってくれます。上品な金色の縁取りをされた食器たちには、楽園の金色の柵にからまる枝と、その頭上の冬の空にきらめく星々が繊細なタッチで描かれています。イェッテはこの繊細な図案を切り絵で制作し、プレートの上にそれらを置いて、念入りに位置を調整していきました。心をこめて丁寧に作られた、ホリデーシーズンのための特別な食器です。